2005年08月24日

七月エイサー(その3)

ひーやー! はーいーやー いーやーさーさー っすい!三線

いよいよ最終日、みな疲れも残りながらではあるが、日に日に気持ちは高ぶってきているのがわかる。 あのチョンダラーの子(3,4歳)も3日間頑張っている。

この日は、パイプライン沿いを中心に練り歩く。 1ポイント目は、浦添と那覇との境目辺りにある寿司屋の前だ。 まだ交通量の多い、道の歩道を使って隊形を組んで踊った。 やはり、場所が場所なだけあって地域の方達だけでなく、車で行き交う人たちの視線も感じた。 結構、気持ちがいいものだ。
2ポイント目、3ポイント目と終えるたびに太陽も段々と沈んでいき、また、段々と仕事や

親戚周りを終えたメンバー達も集まってきて、さらにテンションはあがる一方だ。

7ポイント目、ようやく内間とお隣の宮城との境目にある眼鏡屋さんの前まできた。 ここで、お客さんも待ってはいるのだが小休憩。 この休憩の間に、演舞者が全員そろった。 いよいよクライマックスに近づいてくる。 約20分後の午後九時ごろ演舞は再開された。

そのポイントが終わると、内間と宮城との境界をなす道路での叩きながら歩きながらの道ジュネーだ。 誘導係の方に、安全を確保してもらいながら、地謡、旗頭を先頭に大太鼓、締太鼓とティーモーイ(手踊り)、その間に子供達と並んで練り歩く。 エイサー次第に、宮城方面の方からも続々と人が集まってくる。 コンビニエンスストアーの前まで来ると、観客も100人以上に膨れ上がっていた。赤しまぞうり そんな中で、急遽、そのコンビニエンスストアーの駐車場をお借りして数曲を演舞。 お客さんも、踊り手もみなが沸きあがる、そんなひと時をすごした。 

残すところは、あと2ポイント。 地域の中通りに戻ってきての演舞。 この場所は例年、最終地点となっていて、ウークイを終えた地域の人たちも、私達が来るのを待ってくれている。 今回は、だいぶ時間をかけて、色々な箇所を踊ってきたこともあって時計の針は、11時も近かったのにも関わらず、今年もたくさんの人たちが私達を待っていてくれた。 本当にありがたいことだ。 感謝。感謝。
 やはり最後ということもあって、私達もすべて見せられるものはみせた。 エイサーの演舞9曲、棒術(3演目)、そしてダイサナジャー。 すべてを出し切った。 地域の方とカチャーシーも踊った。
と、ここまでが地域での道ジュネーが終了した。

本当の本当に最後の演舞は、公民館に戻ってきて、この3日間、裏方をしてくれた方への演舞を踊った。その頃には、もう当に日付は越えていた。 そのあと、皆でそばを食べ、酒を飲み、語った。


本当に皆さん、お疲れ様でした。 そして、地域の方、サポートしてくれた方に感謝。 ありがとうございました。感動だ。 ありがとう。 ありがとう。 ありがとう。

また来年も、仲間達とそして地域の人たちとこの旧盆を楽しみたい。

七月エイサー ~おしまい~


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Posted by 内間人 at 14:21│Comments(1)エイサー
◆この記事へのコメント
最終日もさらに盛り上がったんですね!
実家の首里に仏壇が有る為、道ジュネーを知りませんでした…
浦添に来て11月で2年目になります…

終わったばかりで”ほっと”、している所だと思いますが、お盆を待つ楽しみが1つ増えました。 お疲れ様でした!
Posted by fumi at 2005年08月24日 18:18
 
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