2006年08月01日
いざ、金丸の里へ
はいさい!
行ってまいりました。琉球王朝第2尚氏 初代王 尚円王の里、伊是名島へ。
というと、なんだかそれが目的で行ってきたように聞こえるのだが。
実は、私のルーツがここ、伊是名で、旧暦の七夕ということで墓掃除がメイン。
それでも、小学生のころに行ったきりだった(今回約20年ぶり)ので、妙にわくわくしていましたよ。
朝、7時半頃に起き、8時頃に親戚のおじぃさん(と言っても70歳をとうに越えているおじいちゃん)と待ち合わせ。
いざ、運天港(今帰仁にある港)へ。 出港時間を知らなかった私は、とりあえず高速でとばしていきました。その時の、車内での会話。
私 「じーさん、船は何時に出発するの?」
じーさん 「今日も、あついねー。 明日の墓掃除は大変そうだねぇ。」
私 「
!? あぁ、そうですね。明日は、早起きして涼しい内に終わらせましょう。」
「それで、船は何時に・・・。」
じーさん 「・・・・・・。」
はっ!? そういえば、じーさんは相当 耳が遠いんだった・・・。 まぁ、いいか。とりあえず飛ばすぞ。
と、どうにか9時40分ごろに運天港に着いてチケット売り場へ。 船は10:30出港と書いてある。

あぁ、よかった間に合った。
と、とりあえず船に乗り伊是名島へ。
行ってまいりました。琉球王朝第2尚氏 初代王 尚円王の里、伊是名島へ。
というと、なんだかそれが目的で行ってきたように聞こえるのだが。
実は、私のルーツがここ、伊是名で、旧暦の七夕ということで墓掃除がメイン。
それでも、小学生のころに行ったきりだった(今回約20年ぶり)ので、妙にわくわくしていましたよ。

朝、7時半頃に起き、8時頃に親戚のおじぃさん(と言っても70歳をとうに越えているおじいちゃん)と待ち合わせ。
いざ、運天港(今帰仁にある港)へ。 出港時間を知らなかった私は、とりあえず高速でとばしていきました。その時の、車内での会話。
私 「じーさん、船は何時に出発するの?」
じーさん 「今日も、あついねー。 明日の墓掃除は大変そうだねぇ。」
私 「

「それで、船は何時に・・・。」
じーさん 「・・・・・・。」
はっ!? そういえば、じーさんは相当 耳が遠いんだった・・・。 まぁ、いいか。とりあえず飛ばすぞ。
と、どうにか9時40分ごろに運天港に着いてチケット売り場へ。 船は10:30出港と書いてある。

あぁ、よかった間に合った。
と、とりあえず船に乗り伊是名島へ。
島に着くと、お中元をもって親戚まわり。
しかーし、伊是名の方言をほとんど分からない俺。 親戚も島の人々も、私がじーさんと居ると全てが方言。
ほとんど、にっこり笑って
座っているだけで精一杯。
本土の人が、中国語のようだと言うのにもうなずける。
しかし、なぜかじーさん、耳が遠いはずなのに会話が成り立っていたような気が・・・。
そういえば、必ず親戚から聞かれる一言があったそれは、
シマンチュ 「うれー、まーぬ、たーやが? (この人はどこの誰ね?)」
私 「かおる が 次男です(かおる(親父の名前)の次男です)。」
そして、もう一つだいたい言われるのはこれ
シマンチュ 「高校生ね?」
私 「
いっ、いや、もう今年28歳です・・・。 」
まぁ、どうにか親戚周りを終わらせ、今日宿泊させてもらう親戚の家に。
翌朝、6時半頃に起きて洗面、食事を済ませ8時には墓掃除へ。
思ったよりも、まとまった雨が降っていなかったせいもあり、草は伸びてはいなかったが、
早い時間に来たのにも関らず、日差しが強い。 恐るべし、沖縄の日差し。
9時ごろには他の親戚たちも来て、約1時間で墓掃除も完了。
お供え物をして、線香を灯して、ウートートー。 また今度、来ます。
その後、昨日できなかった残りの親戚周り。
じーさんだけが、回るところもあったので待ってる間に近くの公園へ。
そこで見たのが、これ。

クラーク博士!?
ではなく、後の尚円王。 金丸の像。 指差す方は、大宜味村らしいです。
しかし、この像の製作者や、像の下に書かれていた考察した人の名前があったがどちらも伊是名出身の著名人。
製作者 : 名嘉 睦念 考察 : 高良 倉吉
すごい島だ。 そういえば、県内企業大手にも島出身の人が作った会社は多い。
そうこうしてる内に、船の時間。
泊めてくれた親戚にもお礼を言って、船に乗り、帰沖。
まぁ、観光らしいことは、ほとんどできなかったけれど、いい経験になった。
また、機会があれば今度は観光もしたいなぁ。
しかーし、伊是名の方言をほとんど分からない俺。 親戚も島の人々も、私がじーさんと居ると全てが方言。

ほとんど、にっこり笑って

本土の人が、中国語のようだと言うのにもうなずける。
しかし、なぜかじーさん、耳が遠いはずなのに会話が成り立っていたような気が・・・。
そういえば、必ず親戚から聞かれる一言があったそれは、
シマンチュ 「うれー、まーぬ、たーやが? (この人はどこの誰ね?)」
私 「かおる が 次男です(かおる(親父の名前)の次男です)。」
そして、もう一つだいたい言われるのはこれ
シマンチュ 「高校生ね?」
私 「

まぁ、どうにか親戚周りを終わらせ、今日宿泊させてもらう親戚の家に。

翌朝、6時半頃に起きて洗面、食事を済ませ8時には墓掃除へ。
思ったよりも、まとまった雨が降っていなかったせいもあり、草は伸びてはいなかったが、
早い時間に来たのにも関らず、日差しが強い。 恐るべし、沖縄の日差し。

9時ごろには他の親戚たちも来て、約1時間で墓掃除も完了。
お供え物をして、線香を灯して、ウートートー。 また今度、来ます。

その後、昨日できなかった残りの親戚周り。
じーさんだけが、回るところもあったので待ってる間に近くの公園へ。
そこで見たのが、これ。

クラーク博士!?
ではなく、後の尚円王。 金丸の像。 指差す方は、大宜味村らしいです。
しかし、この像の製作者や、像の下に書かれていた考察した人の名前があったがどちらも伊是名出身の著名人。
製作者 : 名嘉 睦念 考察 : 高良 倉吉
すごい島だ。 そういえば、県内企業大手にも島出身の人が作った会社は多い。
そうこうしてる内に、船の時間。
泊めてくれた親戚にもお礼を言って、船に乗り、帰沖。
まぁ、観光らしいことは、ほとんどできなかったけれど、いい経験になった。
また、機会があれば今度は観光もしたいなぁ。
Posted by 内間人 at 22:14│Comments(5)
│旅
◆この記事へのコメント
はじめまして。
そう書いてもおかしくないくらい本当に久々なので,恐る恐る書いています。
読んでいて面白かったのでついコメントしました。2003年の旧盆にお会いしたときは,十代かな?とホント思いましたよ。ただ,昨年の新宿エイサーでばったりお見かけしたときには,なんでか,さほどには思わなかったですけど・・・
今は沖縄ファンクラブというところの1レポーターとして,自分もティーダブログ(一月に一報程度ですが)を書いています。
会長の仕事お疲れ様でした。
そう書いてもおかしくないくらい本当に久々なので,恐る恐る書いています。
読んでいて面白かったのでついコメントしました。2003年の旧盆にお会いしたときは,十代かな?とホント思いましたよ。ただ,昨年の新宿エイサーでばったりお見かけしたときには,なんでか,さほどには思わなかったですけど・・・
今は沖縄ファンクラブというところの1レポーターとして,自分もティーダブログ(一月に一報程度ですが)を書いています。
会長の仕事お疲れ様でした。
Posted by KI at 2006年08月01日 23:21
お久しぶり♪
伊是名島は、わたしもずっと行きたいと思っている島で、この夏はきっと行こうと思っています。名嘉 睦念さんのファンでもありますし。尚円王像は睦念さんにそっくりだと聞いていますが。内間人さんのルーツは、伊是名島とは素晴らしい!
伊是名島は、わたしもずっと行きたいと思っている島で、この夏はきっと行こうと思っています。名嘉 睦念さんのファンでもありますし。尚円王像は睦念さんにそっくりだと聞いていますが。内間人さんのルーツは、伊是名島とは素晴らしい!
Posted by コトリ at 2006年08月02日 13:02
>KIさん
お久しぶりです。
楽しんで、もらえましたか。
沖縄は、多くの行事が旧暦で進んでいくので七夕の後は、お盆、その後は十五夜、・・・。と、きりがないほどに何かの行事が回ってくるのは、結構大変です。
まぁ、それを楽しんでもいるんですけどね。
沖縄ファンクラブ、拝見させていただきます。
>コトリさん
お久しぶりです。
沖縄は、たくさんの離島があってそれぞれが独特の文化を持っているので楽しいですよね。
今回、日記には書けなかったんですが、伊是名部落の石垣は一見の価値ありですよ。
是非、行ってみて下さいね。
お久しぶりです。
楽しんで、もらえましたか。
沖縄は、多くの行事が旧暦で進んでいくので七夕の後は、お盆、その後は十五夜、・・・。と、きりがないほどに何かの行事が回ってくるのは、結構大変です。
まぁ、それを楽しんでもいるんですけどね。
沖縄ファンクラブ、拝見させていただきます。
>コトリさん
お久しぶりです。
沖縄は、たくさんの離島があってそれぞれが独特の文化を持っているので楽しいですよね。
今回、日記には書けなかったんですが、伊是名部落の石垣は一見の価値ありですよ。
是非、行ってみて下さいね。
Posted by 内間人 at 2006年08月02日 15:41
NZの先住民マオリのことばは、1980年代には、ちゃんとしゃべれるひとがマオリの中でも10%くらいまで落ち込んでいたのに、いまでは、半分を大きく超えて、特に若い人たちの間で、主にマオリ語でやるマオリ・テレビや一般放送チャンネルのマオリ語番組が大評判。かっこいいマオリ・ラップなど芸能人やごっついスポーツ選手がばんばん出てきて、いろんな芸を披露するので、私がみてもおもしろく、いまでは、マオリじゃない視聴者のほうが多いとか。・・・気になって、日本のことも調べてみると、アイヌ語はしゃべれる人数十人になって消滅寸前のところからここ数年で、若い人中心に、ちゃんとはしゃべれないけど、習ってるひとは、数千人にまで増加。・・・沖縄語というか琉球語というかうちなーぐちも、このままじゃやばい、ということで、すごくいろんなサイトができてがんばってるみたい。・・・ついでに私の郷里の広島語というか広島弁も調べてみると、すごくたくさんのサイトがあって、辞典や会話集まで。ただ、広島といっても私の生まれた呉のあたりとは微妙にちがっていて、それもおもしろかったり。・・・そのうち、うちなーぐちの勉強もしてから、交流にいければなあ、などと思っています。NZの酒はまだワインしか発見してなくって、いま、マオリの酒を探索中。・・・ぜひ、また飲みましょう!
Posted by たーくん(おかのうちただし) at 2006年08月03日 15:30
NZの先住民マオリのことばは、1980年代には、ちゃんとしゃべれるひとがマオリの中でも10%くらいまで落ち込んでいたのに、いまでは、半分を大きく超えて、特に若い人たちの間で、主にマオリ語でやるマオリ・テレビや一般放送チャンネルのマオリ語番組が大評判。かっこいいマオリ・ラップなど芸能人やごっついスポーツ選手がばんばん出てきて、いろんな芸を披露するので、私がみてもおもしろく、いまでは、マオリじゃない視聴者のほうが多いとか。・・・気になって、日本のことも調べてみると、アイヌ語はしゃべれる人数十人になって消滅寸前のところからここ数年で、若い人中心に、ちゃんとはしゃべれないけど、習ってるひとは、数千人にまで増加。・・・沖縄語というか琉球語というかうちなーぐちも、このままじゃやばい、ということで、すごくいろんなサイトができてがんばってるみたい。・・・ついでに私の郷里の広島語というか広島弁も調べてみると、すごくたくさんのサイトがあって、辞典や会話集まで。ただ、広島といっても私の生まれた呉のあたりとは微妙にちがっていて、それもおもしろかったり。・・・そのうち、うちなーぐちの勉強もしてから、交流にいければなあ、などと思っています。NZの酒はまだワインしか発見してなくって、いま、マオリの酒を探索中。・・・ぜひ、また飲みましょう!
Posted by たーくん(おかのうちただし) at 2006年08月03日 15:31